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日本マンション学会名古屋大会で報告

 2024年4月20日(土)~21日(日)にかけて、一般社団法人日本マンション学会の名古屋大会(会場:椙山女学園大学星が丘キャンパス生活科学部棟1階、地下1階)に弊社の祢宜秀之が参加いたしました。20日は第2分科会、21日は実務家委員会で、それぞれの司会を担当、報告を行いました。 
 
 20日の第2分科会は、マンション住環境まちづくり研究委員会が、「持続可能なマンション管理と都市運営」というテーマで、3人の方が報告を行いました。 
 「人口流失に対する都市運営と住宅取得環境―京都市と周辺自治体に着目してー」
 「普通借地権マンションの潜在的な課題―バブル期分譲の公社開発団地におけるマンション群にてー」 
 「需要変動に対応するマンション駐車場のあり方に関する考察―利用及び維持管理状況と再整備意向の調査を基にー」 
会場いっぱいの参加者を前に、意見交換や活発な議論を行いました。 
 
 21日の実務家委員会は、宅建の重要事項調査を取り上げ、「宅建の重要事項調査を考える」というテーマで、3人の方が報告を行いました。 
「マンションの管理情報の提供に関する宅建業者とマンション管理業者の関係とマンシ ョンの取引における共用部分の見える化と専有部分の安心についてのFRK提言」 
「分譲マンションにおける管理を重視した重要事項説明書の改正の提言」 
「重要事項説明の課題と法的指摘」 
専門的な立場の実務家から、現在の重要事項説明の状況や問題点、改善点や提言など幅広く論点が報告され、会場からも活発な意見を頂きました。