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日本マンション学会2025横浜大会にて「日韓マンション管理比較」をテーマに登壇

 2025年4月19日(土)・20日(日)の2日間、横浜市開港記念会館にて開催された「日本マンション学会2025横浜大会」において、弊社の祢宜が第7分科会(実務家委員会)に登壇し、「日韓マンション管理比較」をテーマに司会および報告を行いました。 

 本分科会では、日本と韓国それぞれのマンション管理制度に関する専門的な報告が行われ、日韓の比較を通じて、管理の現状や今後の課題について理解を深める貴重な機会となりました。 
 
 弊社の祢宜からは、「日本におけるマンション管理会社の実情」と題し、日本国内のマンションストック数、規模別戸数、関連する法律制度、日本の管理会社の実態、業界ランキング、そして管理会社に課される義務と責任について、最新のデータをもとに報告を行いました。 

  続いて、韓国の大手マンション管理会社の会長より、韓国におけるマンションストックの現状、共同住宅の種類、現場での管理実務などについての報告があり、制度や実務における日本との違いが明らかになりました。 

 また、韓国集合建物法学会の会長からは、「韓国集合建物法の現状と展望」として、韓国集合建物法の制定背景、現在の制度運用、今後求められる法制度のあり方、そして近年注目されている商業用集合建物に関する最新の課題などについて報告が行われました。 

 最後に、日本の法学者の第一人者より、「外部専門家等の活用ガイドライン~管理業者による第三者管理方式を中心に~」をテーマとする報告があり、マンション管理業者による第三者管理方式における留意点や実務上の課題について、実例を交えて詳しく解説されました。 

 当日は多くの参加者から「日本と韓国のマンション法の第一人者による貴重な講演を聞けて感動した」「日韓両国のマンション管理制度の違いや共通点について理解が深まった」といった感想が寄せられ、非常に有意義な分科会となりました。 
 
 今後も弊社は、国内外の先進的な知見を取り入れながら、よりよいマンション管理の実現に向けて取り組んでまいります。